ペペロンチーノとバゲット

開店支援のおシゴトもようやく出口が見え始めてきたように思う。修正事項や対策もまだまだ必要だが、あとはマンパワーさえそろってくれば…と油断してはいけないのね〜脳ミソだけはアルデンテは通用しないんだから。
食べたいモノはいくらでもあるが、昨日はペペロンチーノが運ばれてゆくたびにビールに対する欲望が煮えたぎり「今日は帰ったらパスタを茹でてムフフ…」な計画をヴィノッキオで宣言していた。

帰宅してシャワーを浴びれば10時はすぎてはいるものの、美味しいモノを食べようと思えばメンドーだ疲れただのは言ってられないのである。いつものようにビールをキュ〜と飲りつつパスタを茹で始めるが、ガーリックのスライスや鷹の爪の準備はその間にやればよい。
アルデンテ直前になったらガーリックをたっぷりのオリーブオイルでソテー、パスタ投入と同時に輪切りにした鷹の爪をパラリと振りまく。
先日購入したアンデスの紅塩をミルで挽いて味を整えれば出来上がりのクイック・メニューだ。仕上げにパセコンを忘れてはせっかくの美味しいペペロンチーノの色気が減退しちゃうのね、あぶないあぶない…。
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お嬢ちゃまが買ってきてくれてあったバゲットも添えて出来たてのパスタを頬張る。
ん〜コレですよコレ♪
シンプルなだけにパスタそのものの味や舌ざわり、調味の塩梅がモロに出てしまうけどテキトーにつくってもコレはけっこーイケますねん。
ワインはもちろんイタリア〜ノ!IGT赤FBはヴィラ・キアラのカベルネ・ソーヴィニョンだ。イタリアものにしては珍しく明るいキャラクターのフルーティーさを発散してくれるワインで、まるでチリワインのような甘いブーケを感じる。
ペペロンチーノにはちょっと不向きなカンジだったけど、タンニンが抑制された個性はどんな料理にも無難なフィットをしてくれるでしょ。