今年もやったよ“ラッキョ”の漬け込み


今年もスーパーの店頭にラッキョが並ぶ時期になった。西日本各地のラッキョがそれぞれ袋詰めされ「オレを試してくれ」と囁いているが結局は昨年と同じ“鳴門らっきょ”を選んでしまった。日記を見ると去年は6月15日に漬込み作業をしており、ほとんどズレがないのには思わずニンマリとしてしまった。
漬込み調味液を自家製するのはメンドーなので既製品を利用した去年のラッキョはとても美味しく「今年もぜひソレで♪」と考えていたら、まんま同じ製品が売られていて迷うコトなく購入してきた。しかし去年のフォトを見ると鳴門らっきょの生産者名だけが違っているだけで「同じフォトを使ってもオッケーじゃん…」くらいに一致しているのには少し笑えた。

今年ちょっとだけ工夫してみたコトは薄皮のようにハガレやすい外皮だけは予め剥き去ってしまったのと、らっきょの上下を少しだけカットしたことだ。味はさして変わらないだろうが見た目はキレイに仕上がるに違いない。
熱湯をまんべんなくかけ素早く拡げては水分を飛ばす。こうするコトによっていつまでもパリパリとした食感が持続するという。フツーは熱湯などに触れてしまえば柔らかくなってしまいそうな気がするが、きっと深いワケがあるのだろうとあまり追及しないで済ませてはいる。

ボトルは昨年のモノをそのまま使用する。アチコチにおすそわけしたラッキョだがまだ少しだけ残っていたので別容器に引っ越しさせた。
ガラスのボトルは洗浄してもまだラッキョのニオイがしみ込んでいて、特にプラスチック製の内フタなどはいつまで経っても抜けてはくれないが、まぁ同じものを仕込むのだから気にせずともよいだろう。
漬込み液の説明書きには“二週間ほどでお召し上がりになれます”とは記されているものの、しっかりとした美味しさに到達するにはひと月は必要か。
しばし眺めてはソノ時を待とうではないか。







庭の片隅にあるカラーの葉がお気に入り

Afternoon, May.14.2009.