カレイの煮つけ

出番の多くなった煮魚

母上がまたカレイを購入してきました。まだボケてはおりませんので比較的近日に食したことも忘れて…ということではなく、単純に美味しかったからと云うのが其の理由、すっかり出番の多くなったお料理であります。
いつも出向く流通大手某Aの鮮魚コーナーでは前回とはまた違った産地のものが扱われていたようでして、北海道や宮城県ではなく秋田県からの配送品でした。魚種は「アカガレイ」(表示はしてありませんでしたけれど、魚体色などの特徴から多分そうだと思います)で、加熱しても身が縮んだり硬くなることが少なく煮魚に向いた魚種のようです。母上のご希望通り若干濃いめの煮汁でサッと煮て供することにして、いつも通りのひと皿が出来上がるわけですな。

カレイの煮つけ   KONICA HEXANON AR 1.8/52  SONY α7

あぁ美味しいです。今どきの若者コトバなら「マジにうまいっす」みたいな表現になるのでしょうか、箸と盃を手繰るテが止まりません。それにしても大きなカレイですね、皿からハミ出てしまうサイズとその身肉の厚み!たっぷりいただけて満足です。
ハミ出る…って云えば数日前の深夜番組に " ハラミちゃん " というミュージシャンが出演してましてね、ピアノの即興演奏でいろいろなことをやっちゃうわけですよ、もう見ていて痛快と云いましょうかヘェ~みたいに感心してしまうのでして…って脱線です、元へ。

富士錦 本醸造

こうした肴には日本酒ですよね、しばらくの間は灘や京都など大手の酒蔵のものをいただいておりましたが、やはり地元の酒蔵ってのは馴染み深くていいものですよね。
昔はダサダサだったラベルも今風にアレンジされてステキに変身しているけれど、ハラミちゃん…じゃなくってナカミは変わらずに伝統の製法が守られていて、安定の味・安心の品質で攻めてくるわけです。本当に佳いお酒だと思います、本県に観光などでお越しの際はぜひこのお味をお試しになっていただきたいものと考えます。







弥生の庭風景  コンクリートに眼鏡の残像


縁台に腰かけてなんとな~く庭を眺める
コンクリートのたたきに目を落とすと
そこには手に持っている外した眼鏡のフレームが影になっていて
季節の移ろいや自分の命が残像となって染みついているよう

弥生の庭風景 コンクリートに眼鏡の残像   Asahi Opt. Super-Takumar 1.4/50  SONY α7