アセダラの午後は『ネギみそチャーシュー』で

ラーメンを食べたい…と思った時になかなかその選択肢としては挙がってはこないけれど、時々思い出してはムショーにその名物ラーメンが欲しくなるお店がある。

哀愁のイナカ町の富士山・朝霧高原方面に向かうバイパス沿いにその店は何十年もムカシからあるのだな。栄枯盛衰激しく撤退閉店も日常茶飯事のラーメン業界において、こうして繁盛を続けていられるのはたいしたものだ。
ナマエこそ“ラーメンショップ”となっていてチェーン店っぽいけど、ナカミはまったく別モノってハナシはこのお店に関してよく耳にするのだな。特に『ネギラーメン』は有名で、ラーメン好きなら知らないヒトはいないと思う。

ココに来たのは7〜8年ぶりだけれども「コショウはたっぷり、酢は少々」と書かれた“当店の美味しいラーメンの食べ方”が掲げられているのは変わらなかったし、メニューも同じようだ。
ヨケーなことをせずに限られた献立に集中しているところが固定客を離さない理由なのかもしれない。カウンターにはその食べ方のための香辛料や調味料がど〜んとビッグサイズで用意されているところがまた頼もしいではないか。
やっぱりねえ、ココに来たら店主おすすめの『ネギみそチャーシュー』を喰わなくっちゃね。以前なら迷わず中を注文したのだけれど、今は並で充分だろう…ってことで予算は¥900でオッケーなのよ。

豚骨系みそ味のスープは意外にアッサリしているところがこのお店の客層の幅広い獲得に寄与しているのだと思う。コテギト系は若者やガッツリ欲求オトコには強い見方だけれども、もう少しキャパシティーを拡大しようとすればオンナコドモも抵抗なく食べられる優しさが必要になってくるのね。
そう、このお店は驚くべきことに女性の利用客が多いのである。トラックや営業車が多く走るバイパス沿い、飾りっ気もなく無骨な外観、オーナー夫妻の接客だって特にホメるべきものもないし、近年流行りのキッズコーナーなんてあるはずもなく、お水だってセルフのただただフツーのラーメン屋然としているだけなのに、ナゼかコドモ連れの若いお母さんなどをよくメにするのだ。

どっさりトッピングされたネギはピリ辛ゴマ油で和えてある。そしてけっこー厚切りにしてある柔らかいチャーシューがたっぷりその下に隠れていて麺をハシで掴もうとすれば同時にそれらが一緒にクチに運ばれる…というスタイルが自然に生まれるのよ。
いつもスープは若干ヌル目なんだけれど、そんな細かいことはどーでもよくなってしまうくらいこの一杯はシアワセになれるのね、あぁ美味しい。
次に食べに行くのはいったいいつになるのかな。その時も変わらずにこのお味が楽しめることを願っている。


ラーメンショップ 富士宮
静岡県富士宮市小泉1931-1
TEL=0544-27-8908
火曜定休




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もうずっと雨が降ってないんだよなあ…



August 15. 2013.






元ルーさん
おはようございます!
蕎麦は二八ですよ(´▽`*)アハハ いや〜新規開拓はハズレ覚悟で挑まないとダメですね。長年やってると当たりのニオイがするというかカンが働きましてね…全くダメだったってのはあまりありませんけど。
というかこのところ飛び込みが大アタリばかりでしてね、逆にフツーに戻るのがいつなんだろうと怖いくらいですノ(´д`*)