バースデイのディナーは「持ち帰り寿司」の味比べ

クルクルしているお寿司屋さんはなんだか鶏舎を連想させてあまりいただけないので滅多に行くことはない。しかも近所というか市内のそんなお店で食事などしている所を知人にでも見られるのは大いに気恥かしいような気がしてヨケーに遠ざかっている。
そうは言っても評判のお店や新たに進出してきた回転寿司のお味と云うのも味わってみたいと云う身勝手なキボーもあって平素から「あ〜喰いてーなぁ」などと小声で呟いていたものだから家人が気を利かせて購入してきてくれたのである。


しかもソレはボクのバースデイ晩餐のメイディッシュという、まあなんとも複雑な感情の沸き起こるものなのであって、嬉しくもありナサケなくもあってとにかく「ボクっていったい…」みたいな体験をさせていだいた。しかしゼイタクを言ってはイケないのだな、こんなにイロイロ食べられるなんてそうそうは出来るものではないし、ちょっとユカイなシカケもあるのだよ。
ソレは以前に「回転寿司ってドコが美味いとか同時に食べ比べするなら“同じネタで持ち帰り”して喰うしかないよな〜」とボクが発言していたのでソレを具現してくれたと云う、まぁ言ってみればミョ〜なところで律儀さを発揮してくれたのである。この辺りで人気のある「KP寿司」と最近ソレに肉薄するようになった「Sロー」をハシゴしてきたらしい。いや〜こんな食べ比べが出来るなんて面白いなんてもんじゃないっ♪と早速交互に食してみる。
採点評価などしてはいないが、食べ進むうちに気付いたことがいくつかある。それは「Sロー」のシャリは比較的濃い目の旨みが利いているのでネタの馴染みがよく食べやすく感じる(=美味しく感じる)一方「KP寿司」のほうは関東風の辛口酢飯なのでネタの鮮度やお味がモロにでてそのヨシアシがハッキリする(=ネタ本来の美味しさが楽しめる)といった一長一短なものなのであった。
海苔の品質は圧倒テキに「Sロー」が上、創作系の美味しさ旨さは「KP寿司」が勝る…といった具合に優劣はつけ難い。つまり各人のお好みで結構でございます、といったところか。あ、ボクはべつにドチラでも構いませんから。
しかしいくら食べ比べとは言え、ちょっと食べ過ぎね。翌朝は目が覚めても珍しく空腹を感じることはなかった。




☆ 生ハム&オニスラの寿司が気に入りました(笑)
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