ポン酢醤油でいただく『野菜と豚バラ肉のヘルシー蒸し』

蒸し料理が昨年あたりからちょっと流行っているカンジで、その火付け役となったのがトルコ料理に使う“タジン鍋”という遊牧民のゲルのようなカタチの調理器具だ。
蓋のトップが高く作られているので蒸気が中でいい具合に循環し食材をムラなく加熱するという構造に加え、色や柄もニッポンの伝統テキな鍋とは異なり欧米化した食卓にスンナリと馴染むところも急激に拡大した理由だと思う。

様々な料理に活用できる鍋ではあるが、何と言ってもイチバンはコレだろう。キャベツまたは白菜を中心にテキトーな野菜類を鍋にドサッと入れ、その上に肉などを乗せて火にかけてやるだけの超ズボラが可能な料理である。
秋になって気候も安定してきたせいか富士宮市内のキャベツもようやく元の価格に戻った。朝採りパリパリ新鮮なヤツを農民市場で仕入れてきたので早速活用するのだな。

料理屋さんなどではもう少し彩りよく色々な緑黄色野菜を加えるが、家庭で平素の夕食などではこうしたシンプルなスタイルで上等だろう。なにより食してみればあまりの美味しさに「これ以上ナニを望むのか!」と叫びたくなると云うものだ。
少々の水と酒以外には蒸す過程では何も調味しておらず、蒸しあがったニクヤサイはポン酢醤油などをつけて食すのがスタンダードだが、サラダに使う様々な種類のドレッシングも素晴らしいお相手となる。
シーザー、サウザン、イタリアン、中華風…もちろん伝統テキなゴマダレも美味い。というか、ナニをつけて食しても元々がスバラシいのでドレでもいーのだな。最後までズボラを通せるところも大いに気に入っているワケのひとつだ。
次回は冷凍ギョーザを乗せて蒸してみようと思っている。う〜ん、ジツにお楽しみな季節がやってきてしまった。




☆ エビ・イカ・ホタテなどの魚介類も柔らかに仕上がりナイスですね!
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今朝の富士山



6:22AM, November 05. 2010. @Fujinomiya-City       Original Photo