超厚切りトーストでワインを
トーストって朝食ですよね。夕食にそいつを喰うなんてあまり聞いたことがないし、あったとしてもピザトーストくらいかな。そう、ピザトーストってのもヘンなコトバでさ完全な和製英語だと思うけど、まあいいか…ソレは今日の本題ではないから。
フォトは朝食のワンシーンを想起させますが、ワインのグラスがあったりナポリサラミが皿に並べてあってちょっとヘンだよ〜と思うのは正解なのです。いや〜哀愁のイナカ町における先日のお買い物で某大手製パン会社の上級食パンが一本￥290で特売されてましてね、欲深いエロおやぢはついカゴに入れてしまったのですよ。一本って三斤分あるあの長いやつね、お家に帰ってから「どーすんだい、こいつ」と思ったけれど、まあとにかく喰っちまえばいいんだよ。半分はシゴト仲間で男ヤモメのＹさんにあげることにして、残りの半分は平素はジッコー不可能な超厚切りトーストにしてワインの肴とすることにした。これで従来の夕食に関するパラダイムは崩壊してゆくのだな。
KMZ JUPITER-8 2/50 @ SONY α7
おぉ〜、美味いじゃありませんか。外はカリッカリ、内はふんわりもっちもち…なんだかバカタレントのボキャ貧食レポみたいなんだけど、もうそれしか言いようがないんですな。県東部のオラッチェ酪農王国で作っている発酵バターをオンして食しているからヨケーに美味しいんだとは思うけど。
ところで“食パン一斤”ってどーゆー単位なのかご存知ですか？ボクもジツのところ正確なことは知らなかったのでありますが、今回ちょっと調べてみましてね、やはり明治時代に英国から製パンが伝わった歴史がその単位に関わっていたのでありました。
英国ですから重量の単位はポンド、当時ニッポンは尺貫法を用いておりまして１ポンドのことを１英斤としていたらしいのです。つまり１斤とは１ポンド（約450g）なのですが、製造の偏差や実用的な運営の関係で製パン業界の公正競争規約では340g以上と定めているらしいのよ。廉売の食パンのなかにはやたらに軽く感じるものがあったりもするけれど、そんなときは計量してみる方がいいかも知れませんな。疑うわけではありませんけれど、近年は企業のコンプライアンスが徹底されていないケースも多いですから。
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