長野県の小川村というところで新しい村づくりを目指して発足した小川の庄は“おやき”が有名で、特に小豆餡だけでなくキノコの煮物や野沢菜の漬物を包んである“縄文おやき”という商品が人気らしい。
店舗では蕎麦やうどんも提供しているが、定食にも使われる生姜ゴハンはこの“しょうがご膳”という混ぜゴハンの素のようなパックで販売され、家庭でも手軽にそのお味を楽しめるのは有難いではないか。
やや太めに千切りされた古根生姜を中心にシメジ・椎茸・筍・人参・セリといった野菜類がダシ醤油漬けになっていて、炊きあがったご飯に混ぜてやればカンタンに出来あがる。こんな肌寒いくらいの季節になってから食すのはちょっとマヌケで、夏の暑い盛りにでも食べてみたかったなぁ…と思うくらい清々しくサッパリとした風味だ。
先日は刻み高菜でオニギリを作ってみたが、この“しょうがご膳”もかなり美味しいものができそうだ。う〜ん、来年の夏までは待てないかも…
◆小川の庄
http://www.ogawanosho.com/