金目鯛のお刺身

金目鯛のお刺身

互いに引き立て合うひと皿

金目鯛は深海で漁獲されるので季節を問わずに水揚げされますが、やはり秋冬の水温が低い時の方が美味しいような気がします。まあ実際はそれほど差はないのかも知れませんけれど、食す人間のほうのキモチがそのお味の感想を左右させているのかも知れませんね。
少し前にその金目鯛を煮付けにしていただきましたけれど、何と言ってもこの調理法が一番であると年間を通じて感じています。品の佳い脂が優雅に拡がり、ゴハンにも酒にも極上のひとときをもたらしてくれますが、一方でその旨味の豊かさはお刺身に於いても何ら減退することはなく、握り寿司などにしたひと品は気の利いたお寿司屋さんかデパ地下系の高級品でないと滅多にお目にかかることのない垂涎のものでありまして、いつもアコガレを抱いている存在です。

金目鯛のお刺身   Nikon Ai AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8  SONY α7

そんな金目鯛のお刺身がいつものスーパーにラインナップされていた先日です。おぉ~サスガにお値段は本鮪並みのグラム単価を誇っておりますな...つまりこれだけでオナカいっぱいになるほどの量は厳しいわけです。
まあこうしたお刺身はお楽しみとして少量あれば満足しますので他の魚種も交えて盛り合せにし、互いに引き立て合うひと皿として楽しもうではありませんか。庶民的ではあるけれど、地元で水揚げされた魚介も取り揃えてある気の利いた居酒屋さん…てなところでしょうか。もちろん相棒はヌルい燗にした日本酒しかないですね、ゆっくりとクチに含みこれらのお刺身をしっかり味わいたいものです。

William Lawson's

あぁやはり美味いなあ...金目鯛。たった三切れかよ、と思われるかも知れませんが意外にこの量で満足するのです、海の奥深い滋味が脳の満腹中枢を騙していることは承知しておりますが、なかなかにその狡猾な手口に乗せられキモチが上ずってゆく快感もあるわけです。
金目鯛のお刺身に心地よく満たされた食後は、ほんの少しだけ英国のウイスキーをいただくことにします。日本と同じ島国だけあってこうした蒸留酒にも仄かな潮風を感ずるようなところがあり、豊かな水産資源の余韻を壊さないところが素敵ですね。
 
 

 
 
 
 

霜月の庭風景  コムラサキの末期 そしてアスター2号


濃くそして美しい紫色で魅了してくれたコムラサキですが
その実はすっかり落ちてパラボラアンテナみたいな基部だけが枝に残っています
このまま冬を迎え気付かぬうちになくなってしまっているのでしょう
ちょっと寂しいですね...秋の終わり

霜月の庭風景 コムラサキの末期   Nikon Ai AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8  SONY α7

 
 


穏やかな朝を迎えるアスター2号
日中は燦燦と陽光が降り注ぐこの場所も
今は落ち着いた光にその身を任せているようですね
蜜蜂や蝶が来るまでの静謐な時間

霜月の庭風景 アスター2号の朝   Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm F1.8 (M42 Zebra)  SONY α7