ホウボウの中華風姿蒸し

ホウボウの中華風姿蒸し

潮の香りと香味野菜の溌溂とした香り

ホウボウは比較的浅い海底の砂地などに生息し、キス釣りの外道として手にすることの多い魚です。魚体と胸鰭や尾鰭の大きさの割にそれほど引きが強いわけでもなく、釣り糸を引き抜いてみればホウボウだった…みたいなカンジですが、その淡白な身肉の美味しさは人気がありまして喜んで持ち帰ります。

ホウボウ

そんなホウボウがスーパーの鮮魚コーナーにありまして、おっこれは珍しいじゃないかと即カゴに入れます。パックには " 調理済 " なんてシールが貼られておりますが、これはワタを抜いたりウロコの除去を済ませてあることを指しているもので、加熱や調味済でそのまま食べられると云う意味では決してありませんから。

さて今回はこの鮮度良好なホウボウをその姿のままに蒸していただきましょう、というお料理です。生姜や葱などの香味野菜と共に蒸し器で加熱すること20分くらいでしょうか、潮の香りと香味野菜の溌溂とした香りが刺激し合い海鮮料理ショウの始まりを告げていますよ。

ホウボウの中華風姿蒸し   Nikon Ai-S NIKKOR 50mm F1.4 (Stepped Nose)  SONY α7RM5

本県特産のチンゲン菜を茹で、中華餡にはパプリカをあしらって彩りよく、そして今が旬の新もの春ワカメも添えて。お皿に蒸し上ったホウボウを据えたら上から餡をかけて出来上がり。見栄っ張り優先なひと皿になりましたが、お味の方はなかなかのものです。
淡白なホウボウの身肉はふんわりと柔らかで、パプリカの香りがする中華餡に馴染んでとても美味しくいただけます。新ワカメは海のもの同志で相性も抜群ですから、ホウボウの身肉をワカメでくるむようにしていただくとサイコーですね。そしてチンゲン菜のシャキッとした食感と青々しい香りがおクチ直しにうってつけです。

富士錦 本醸造 生

駿河湾で漁獲されたホウボウなので、相棒も地元の日本酒にしました。クチ当たりは軽やかでスッキリしていますけれど、鼻腔に抜ける香りがなんとも落ち着きのあるもので、次第に奥深い旨味が静かに広がってゆく様子には惚れ惚れしてしまいます。
あぁやっぱり静岡のお酒って美味いなあ…全国的にはあまり有名ではありませんが、ちょっと自慢したくなる銘酒がたくさんあるんですよ。
 
 

 
 
 
 

卯月の庭風景  ヤツデの実その後 そして沸き立つ新葉


最後の黄水仙です
これまでのものとはまたちょっと違う品種のようで
特徴のある花弁がなんとも言えない侘び感を持っていますね
今年もよく咲いてくれました…来シーズンもまたお願いします

玄関に黄水仙

 
 


面白い色づきで目を惹いたヤツデの実ですが
濃い紫色を通り越して全体が真っ黒になりました
そして新葉は沸き立つように葉を拡げ
目いっぱい陽光を受け止めようと必死です

卯月の庭風景 ヤツデの実その後と湧き立つ新葉   SIGMA A013 30mm F2.8 DN  SONY NEX-7