■ アスパラガスの豚バラ巻
幸福への第一歩
特に珍しいお料理ではありませんけれど、今が旬のアスパラガスならば豚バラ肉をマキマキしてはバリっと焼いていただくのも嬉しいものです。殊に県中部の山間地域ではその栽培が盛んになってきており、この哀愁のイナカ町にある農民市場さんにも運ばれてくるのですな。
接着剤代わりに軽く打ち粉をしてクルクルと豚バラ肉を巻きつけてやるだけ、串打ちも必要ないので支度はあっと言う間に済んでしまいます。あとはコンカッセしたガーリックの香りを移したオリーブオイル(或いは米油)をフライパンに温めてコロコロと転がしつついい色になるまで焼き上げるのみです。

軽く塩コショウを施してありますからそのままでもイケますし、お好みでブラックペッパーをミルでガリガリしてやるのもワインのお供には好適でしょう。エロおやぢはこの日ビールで攻めるつもりでしたので、マヨネーズをちゅ~してパセコンをパラリ...といったイナタいお味で楽しむことにしました。
元々アスパラガスはオランデーズソースとの相性が抜群なのですけれど、その代用品としてのマヨネーズソースに活路を見出すわけですね。若干お味がシツコくなりますけれど、まあまあそこそこにソレっぽいカンジになります。まあ知ったかぶりやゴタクを並べるよりも、ラクな市販品を使って半ズボラってのもあながちハズレてはおりません。

こうした食事はよく冷えたビールをぎゅ~んと飲るのが何と言ってもイチバンでしょう。ビール通は冷やし過ぎはダメなどと宣わっておられますが、そんなこったあ百も承知の丞だい…それよりビール本体はもちろんグラスだって冷蔵庫や冷凍庫でキンキンに冷しておいたものを使って注いでやるのが幸福への第一歩なんだぜ、と胡散臭いインチキ野郎は叫ぶのよ。
この『アスパラガスの豚バラ巻』と『チーズトースト』って組み合わせなら黒ビールでもよかったかな。
■ 皐月の庭風景 柏の花簪
新葉が萌え出たら間髪を入れず花を咲かせる柏の木です
まるで舞子はんの花簪(はなかんざし)のように揺れる様子が可愛いものです
若葉と同じ色をしているので花らしく見えませんし
風媒花なので虫たちが寄ってくることもありません

檀の木蔭でバラバラな方向を向いていたトリテレイアたち
ちょいと束ねて集団っぽくしてみました
ほぉ~なんだか群舞しているような印象にも
数えてみたら48コ…というのはウソで~っす

その赤を深め続けてゆくベニサラサドウダン
朝陽を浴びて眩しく輝き透過してゆくその光に
穏やかで甘い夢から覚め切っていないような
パステルの覚醒を見た気がする
