■ 噂のにゃごやモーニング その64 「 珈琲館 ツカ 」 高品位な朝のひとときを まだナゴヤに行ったばかりのころ、こちらのお店の前を通りかかり「ずいぶん趣のある店構えだなあ」と思ったものだし、片仮名書きの「ツカ」という店名がとても印象的でありました。 しかし開店時刻が06:30なので遠方の現場に向かう際の利用には難しいものがありましたし、なかなかお邪魔するチャンスがなかったわけでありますが、ひと月ほど前とうとうその機会が訪れたのです。店内はとても落ち着いた雰囲気で、たくさん…

■ 噂のにゃごやモーニング その63 「 喫茶 すとろべりい 」 イチゴジャムの好きなあなたに 「すとろべりい」と平仮名表記ってところが昭和ですよね、店名プレートのフォントもカドを取った「な～る」系で、なんだか大学生のころを思い出してしまいます。MINOLTA M-ROKKOR 2/40 SONY α7店内は明るくちょっとオシャレですが、早朝の来店客は軽トラ乗りつけシルバーさんたちがほとんどって感じでありまして、ナゴヤ近郊の喫茶店モーニングらしい風景です。みなさんとっても嬉し…

■ 噂のにゃごやモーニング その62「 珈琲屋 るりは 」 愛西の空を舞うパット・メセニーのギター 入口のドアを開けたとたんに耳に入ってきた音楽、それはボクが好きなジャズ・ギタリストのひとり パット・メセニー のものなのであった。 すぐ近くには木曽川が流れ周囲に田畑が広がるこの愛西市のローカルエリアで、まさかこんなステキな空間に出逢うとは思ってもみなかったのであって、席に着いてコーヒーを待つ間もその心躍る音楽に酔いしれるのです。ウッディーな店内はかなりシンプルで落ち着いていま…

■ 噂のにゃごやモーニング その61 「 喫茶 夢袋 」 裏通りにひっそり佇む小さなカフェ 名古屋市中央卸売市場の場内で朝っパラから『海鮮ちらし』をがっつり喰い、ちょ～満足な休日のスタートである。市場の構内や見学者のための施設もプラプラしてはみたけれど、あれだけ喰えばそうカンタンにハラは軽くならないのである。そして頭髪もだらしなく伸びていたので、ちょうど構内にあった理髪店で調髪してもらったりした。トコヤさんのお兄さんは「お客さん、いい色に焼けてますねえ（日焼けの事）」とセッセ…

■ 噂のにゃごやモーニング その60 「 珈琲 さくらんぼ 」 皿も料理のうち 「さくらんぼ」って何だか可愛らしいイメージですよね。赤くて小さくて、ちょっと甘酸っぱくて、はんなりした香り…そう、強い自己主張はないんだけど独自のステータスがあって、目にすれば少々お高くても購入して食したくなる…そんな果実なのであります。女の子の持ち物によくあるイラストや刺繍にも多く用いられているわけでして、まあこれはニッポン人独特の感性のようなのであります。 というのも欧米諸国では「さくらんぼ」…

■ 噂のにゃごやモーニング その59 「 茶房 瀬里奈 」 「黒」の形而上学 入口からしてフツーの喫茶店ではなかった。 コンクリート打ちっぱなしの目隠し壁…しかもソレはラウンド形状なのであって、こーゆー構造物は通常の何倍もの費用が必要であるものだし、店名の「茶房 瀬里奈」のプレートは赤御影天然石彫り込み、なんかちょっとヤバくね？って近年の若者コトバですね、オジサンは普通に「少し怪しいような気がする」と思うわけです。INFOBAR A03店内に入るとそれは一層顕著な傾向なのであ…

■ 噂のにゃごやモーニング その58 「 陽だまり家fe 」 ネコちゃんがいっぱいのCafe 以前に「カフェ 猫の散歩道」さんという、可愛らしくもなかなかにリッパなお食事がいただける喫茶店を紹介したことがあったけれど、案外に宿舎の近くでもう一軒のネコ好きカフェがあることを知りました。INFOBAR A03ナマエは「陽だまり家fe」さんですが、陽だまり大好きなネコちゃんの家fe(カフェ)ってことですかね。まあ一般飲食店ですからナマのネコがウヨウヨしてるなんてことはないハズで、ど…

■ 噂のにゃごやモーニング その57 「 カフェレスト むぎ 」 ゼロ戦の飛ぶ喫茶店 長期の現場シゴトの合間にブリッジ的な応援を頼まれることもある。一宮市に建設中である某大手自動車会社の新工場もそのひとつ、これまた大手ゼネコンが請け負っているわけで、我々はその下請けのまた下請け…なのよね、一般テキには孫請けとか三次下請けと云われるやつだ。その自動車会社といえば現在はバスとかトラックが主力商品なのであるけれども、かつては一般向けの自家用自動車も製造していて、なかなかに優れたクル…

■ 噂のにゃごやモーニング その56 「 喫茶 ポシェット 」 銀皿マジック 「ポシェット」って、よく女のコが身につけているヒモつきポーチみたいなやつでしょ？小さいものだし、きっとポケットとポーチを合体させた造語でしょ…と思っておりましたが、調べてみるとレッキとしたフランス語なのでありましてね、小さいポケットって意味らしいのね。まあイメージとしては少女のファッションアイテムみたいなものなのであります。そんなナマエの喫茶店が在ることを知り、ぜひ行ってみたくなりました。きっと白い…

■ 噂のにゃごやモーニング その55 「 カフェレスト IRUKA 」 ホテル料理人のプライド ホテルで修業を積んだオーナーシェフがなかなかにいい料理を出してくれる…そんなカフェがあると聞くに及べば、早速行ってみたくなるってものです。 到着すると先ず出迎えてくれるのがその看板ですね、海辺のリゾート地によくあるような色彩とデザインなのでありまして、高級なのかそれともそーでもないのかなどはよく判らないのであります。 ただイルカやヤシの木そして青い海と白い砂浜みたいなイメージはやっ…

■ 噂のにゃごやモーニング その54 「 カフェ 洋食房 トゥーリーフ 」 サラダの充実感 休日の朝食スタートが７時というのはギリギリの選択ではあるけれど…もっと早くしたいって意味ね…それ以前に開店するお店はそう多くはないのよ。 それともうひとつ問題があって、それは７時というとなんかキンチョー感がないんだよねぇってことなのだな。平素のシゴト前みたいな早朝からキリッと張り詰めたココロが解放されるのは自宅での食事ならいいんだけど、やっぱり休日とは言えソトでの朝食はエリを正して対峙…

■ 噂のにゃごやモーニング その53 「 喫茶 チェルシー 」 あなたにもわけてあげたい 正直に申し上げますと、こちらのお店は目指していた別の喫茶店Ｒに向かう途中で見つけたものです。走るクルマの窓から視界に飛び込んできたのは「うっわ～なかなかにノスタルジックでイニシエ系じゃないのよ」てな感じのお店なのでありまして、しかも例の黄色パトライトもチカチカ点滅している…ってことは既に営業開始してるってことじゃん！なのですな。早朝六時ちょい過ぎのことです。 こりゃ立ち寄ってみたいよね、…

■ 噂のにゃごやモーニング その52 「プラスワンカフェ 」 メルヘン系超人気店 名古屋市の南西方向に海部郡飛島村（あまぐんとびしまむら）という所がある。以前に『みそかつ定食』や『モーニングサービス』をいただいた「喫茶 のぶ」さんもそこに在るのね。 その時にもこの駄文日記に書いたけれど、高速名二環や国道23号線と伊勢湾岸自動車道など主要道路がガンガンあったりして工業や流通業が非常に発達してはいるものの、元々の基本は農村地帯なのであって、現在でもその片鱗がビシビシと伝わってくる…

■ 噂のにゃごやモーニング その51 「 KURO cafe 」 たまにはオサレ系も…と思ったけれど 先週から春日井市内でのシゴトが再開しました…ってことはボンフールさんでの朝食も復活なのですね。ひと月半以上間が空きましたか、その間いろいろな喫茶店でモーニングサービスをいただいておりました。それぞれに特徴もあり、また愛情たっぷりのお店やソレナリなところなどいろいろ経験しましたよ。INFOBAR A03でも結局はこのボンフールさんのモーニングがボクにとっては一番みたいです。何が…

■ 噂のにゃごやモーニング その50 「 喫茶 馬酔木 (あしび) 」 マーマレードについても少し考えてみようか 愛知県一宮市でまたしてもベツの短期シゴトを命ぜられた。ねえ、もっと長く安定している現場って無いんですか？なのですけれど、これは長期の工事が始まるまでのツナギなので仕方がないのですね。それにテメーが営業してシゴトを獲得してくる能力もない人間はつべこべ言うべきではありません、与えられたシゴトを寡黙に粛々と遂行すべきなのであります。INFOBAR A03いちおー表向きは…

■ 噂のにゃごやモーニング その49 「 喫茶 ひこうせん 」 時空を漂う喫茶店 一宮市で短期決戦のシゴトがあった。まあその内容より朝めしの方がモンダイなんだけどね、ボクの場合は。 そりゃ必死になって探し回りましたよ、なるべく現場に近い方が出勤もラクだしスムースだもんね…ってことで、あるんですねぇ都合のいいところが。INFOBAR A03その名も「喫茶 ひこうせん」、まるでノイシュバンシュタイン城のようなトガった屋根…ってコレはスマホのレンズのゐたづらがパノラマ合成ソフトによ…

■ 噂のにゃごやモーニング その48 「 あぷりこっと ティーラウンジ 」 豊かなウィークエンドのために 祝祭日に関係なく”土日のみ営業”する…なんて飲食店があるとしたらアナタはどう思いますか？ おっと、その前にオマエの意見を言えよ！ですよね、う～んボクの場合は見識のなかった若いころなら「くっそシャラっくせー店だぜ！」なんて口汚く罵っては毛嫌いし、行こうなんて気はサラッサラ起きなかった…てなもんですが、今は逆に興味津々と云いますか、フツーのお店といったいドコが違うんじゃい！こ…

■ 噂のにゃごやモーニング その47 「 記念橋珈琲館 」 お替わり出来るモーニングコーヒー その名を知ったときには「きっと街なかを流れる小さな川に〇〇記念橋というものがかかっていて、その袂に煉瓦造りの古い洋館風建築の喫茶店があり、川面にはときどき水鳥が飛んできて休んでいたり街路樹が映っていたりしてシブい風景なんだろうなあ…」なんてカッテに想像していた。ところが実際行ってみると川なんて無いわけだし、津島市内を東西に走る県道のごちゃごちゃした街路わきに建つフツーの建物だったわけ…

■ 噂のにゃごやモーニング その46 「 珈琲屋 桃李 」 サイフォン・フラスコがそのまま供されるコーヒー 飛島村の喫茶店「のぶ」さんでモーニングサービスをいただき、そしてその日のミッション開始なのである。シゴトの資材を受け取ったのはそこからクルマで５分もかからない場所なのであるけれど、作業現場は岐阜県に近いナゴヤの北ハズレにある一宮市なのでまた一時間ほど走らなくてはならないのだな。 ところが予定時刻よりもかな～り早く到着してしまい困ったちゃんなのだ。何で？サッサとシゴトに入…

■ 噂のにゃごやモーニング その45 「 喫茶 のぶ 」 ドライブインみたいな軽食喫茶 この喫茶店に二度行くことになるとは思っていなかった。 と言うのも一度目は帰省からナゴヤにリターンした際に、宿舎に戻る道すがら突然『味噌かつ』が食べたくなって高速を途中で降りてこのお店に立ち寄ったのね、ずいぶん遠い所に来ちゃったなあ…って感じでしたけど。まるでドライブインみたいな軽食喫茶ではありますが、中に入ればビニールレザーの深いソファ席がズラッと並んでいて昔ながらの昭和喫茶といった風情な…

■ 噂のにゃごやモーニング その44 「 カフェテラス 四季 」 テラスで『あんクロワッサン』 お会計をするときに「先ほどお写真を撮られておられましたが、あと数日で庭師さんが入ってお手入れをしていただく予定なんですよ。今は端境期なので乱れておりましてね、ちょっと恥ずかしい状態でして…」といった意味のお言葉をかけて下さったのは美しく上品なオーナーマダムだった。こんな下品なエロおやぢに声掛けしてくれるくらいそのテラスに対して熱意をお持ちなのでしょう、お店のナマエに「テラス」を冠し…

■ 噂のにゃごやモーニング その43 「 喫茶 ピース 」 ログハウスに香る『ごまトースト』 外見はよくあるタイプだけど、入口ドアを開けてアッと驚いた。 スカッと広いスクウェアなワンルーム、ログハウス風の高い天井と太い梁、ウッディーでナチュラルなインテリア…素敵なひとときを予感させるファーストインプレッションです。ボクが行った開店直後はやはりと言うべきか早朝出勤をものともしない近隣シルバー諸氏が100％席捲してはいたけれど、巷の情報ではお若い方々の評判も大いに結構なお店なのよ…

■ 噂のにゃごやモーニング その42 「 喫茶 真珠貝 」 メニュータワーのあるお店 このお店もメニューブックと云うものがない。 その代わりに各テーブルには三角柱のタワーが（と言っても高さ20㎝程度の小さなものだけど）あって、クルクル回すとお店のメニューを全て把握できるシクミになっているのだな。MINOLTA M-ROKKOR 2/40 SONY α7ヨーロッパ各国都市の公園などにはこのタワーがいくつも設置してあって、たいていは四角柱なんだけど三角形や六角形もある。近隣のライ…

■ 噂のにゃごやモーニング その41 「 喫茶 さつき 」 「さつき」にまつわるエロセトラ 本日の駄文日記は「喫茶さつき」殿とは無関係な記述にまみれていることを予めご承知おき願います…ってことは、いつもは脱線を修正しつつ本文展開するわけですが、あまりにも「さつき」というワードのイメージが膨らみ過ぎてしまい、もう収拾がつかないのであります。大学生のころは「さつき荘」というアパートに住んでいました。四畳半ひと間、男女区別無し風呂便所調理場共同ってゆう今では考えられない学生用アパル…

■ 噂のにゃごやモーニング その40 「 喫茶 スプーンベル 」 名物は『パイシュー』だった 昭和レトロなイニシエ喫茶店が好みのエロおやぢだとお思いでしょ？ ブ～っ！残念でしたねぇ、ちょっとオサレなカフェだって十分守備範囲なんですよ。 イニシエ系はいくら心地よくても常連さんにならないとケツの座りがよくないけれど、トレンディータイプはどーせヨソモン相手なんだからヨケーな気を遣わなくて済むってこともあるしね、まあドッチもドッチって感じかな。MINOLTA M-ROKKOR 2/4…

■ 噂のにゃごやモーニング その39 「 喫茶 パインラブ 」 フルーツだけじゃない充実感 こちらのお店も昨日の「喫茶 愛美」さんと同様に国道155号線沿いにあります。と云っても”モーニングの聖地・一宮”に入って間もない位置でして、周囲にはな～んにも無いスカスカの場所に立地していますのでクルマで走っていればスグに気が付くことでしょう。シゴトで何度もその前を通りかかり、大変シツレーかとは思いますけれどそのバカっぽいナマエに思わず笑ってしまう喫茶店…そしてイエローカラーの壁面とグ…

■ 噂のにゃごやモーニング その38 「 喫茶 愛美（あい） 」 「あってほしい」が全部ある キンギョで有名な弥富市と尾張國一宮真清田神社のある一宮市を結ぶ国道155号線沿いにこのお店があります。自宅兼店舗＆鍼灸院併設なので凡そ喫茶店らしくないと言いますか、ある程度目指してゆかないとメに入らないし通りがかりでヒョイっと入ってみる…といった感じではありません。MINOLTA M-ROKKOR 2/40 SONY α7しかしこの喫茶店には「あってほしい」が全部あるのですな、ボクは…

■ 噂のにゃごやモーニング その37 「カフェ 猫の散歩道 」 ネコがテーマのカフェ 先日視聴していたテレビ番組で近年のペット事情について「かつてはイヌが人気ナンバーワンだったけれど、このところはネコがその地位を奪取している」と報じていた。そうだよな、雑貨屋さんなどでもネコグッズが非常によくメにつくし、カレンダーもネコのフォトってのがイヌよりも多かったりして世の中はネコちゃんに席捲されているかのような感もあるのね。MINOLTA M-ROKKOR 2.8/28 SONY α7…

■ 噂のにゃごやモーニング その36 「 珈琲屋 ダフネ七宝館 」 SINCE 1976 ときどきお買い物に行くスーパーの近くにちょっと気になる風貌の喫茶店があった。まあごくフツーの喫茶店と云いますか、ドコでもメにするような昔ながらのツラ構えではあるけれど、なんとな～く惹かれるものがあったので行ってみることにしたのです。 入口脇の案内には各種サービスタイムと営業時間・定休日が表示されていて、一番下には小さな文字で「SINCE 1976」と書かれている。おぉ～76年ですか、昭和…

■ 噂のにゃごやモーニング その35 「 cafe Taka 」 セミセルフのモーニングサービス 入口から店内に足を踏み入れるとすぐ前がカウンター形式の調理スペースになっていて、それらの席は常連さんらしきシルバー世代で既に埋め尽くされていた。そうですか、こちらもご近所さん寄り合い処的な喫茶店なんですね。 和やかにそして元気に盛り上がっているその人々をスルーして（決して否定的な意味ではなく、ちょっとした羨ましささえ感じるキブンで）ボクは左側の一般スペースに腰を落ち着けた。 そう…