ちょっと甘辛『手羽元と玉子のこっくり煮』

その手羽元は8本ひと組で真空パック冷凍されたものを知人から手渡された。訊けば某ブランド鶏の試験販売用らしい。有難いコトではないか、平素はフツーのブロイラーが中心なので調理にキアイも入ると云うものだ。

何パックかいただいたので先ずは和風の煮物にして食すことにした。ホントは塩味で焼いて食すのが一番その実力を測ることが出来るのが判ってはいるのだが、たまたま前日焼モノを食してしまったばかりだったのでこーなってしまったのだな。そう、ヤキトリは後日また…ということである。
夏の暑い時期などは生姜や唐辛子を利かせてサラリと煮たものが美味い。そう言えば昨年は酢醤油で煮てみるのも試してみたがソレも柔らかにそしてサッパリしていて大変結構なものだった。
今回は寒い冬のヨルに熱々ゴハンに乗せて食すのにピッタリな、ちょっと甘辛加減を強めに調製した煮汁で手羽元とタマゴを煮てみた。ってボクは夕食に白米を食す習慣がほとんどなくジブンで作るのは酒の肴メインなのであって、ゴハンにも合うし酒のつまみにもオッケーという両刀使い系オカズと云うモノに必然テキに向かってゆく傾向になってしまうのだな。
サスガに慎重に飼育されたブランド鶏だけあって身肉の締まり具合や弾力・旨味の豊かさ・脂の香り…ドレをとっても申し分なく当然鶏肉臭さといったものは皆無だし、しっかり噛んで食すヨロコビを久しぶりに味わった。以前に食した宮崎地鳥を彷彿とさせるものがあった。
しかしいったいこの鶏肉はドコのものなのだろうか。シツコく尋ねても知人は最後までソレを明かさなかった。モモやムネなどの部位ではなく手羽元オンリーというのもフシギだ。
多分ボクの感想を聞いてからタネ明かしをするつもりなのだろう、まあソレもミステリアスで楽しいではないか。




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今朝の富士山
快晴の朝が続いています…



7:11AM, January 09. 2011. @Fujinomiya-City