文句あっか〜細切わけぎテンコ盛り『ねぎラーメン』

かなり前に“限定・九条葱ラーメン”というものを評判のお店とやらで食した。断面カットモデルを作ればドンブリとラーメン本体に同じ面積となるくらいのネギがテンコ盛りされていて、ネギ好きにとってそれはそれは満足な一杯なのであった。
大量の葱も必要だしそう簡単にマネのできることではないのでノビノビになってはいたが(いつかはジブンで…)という想いをとうとう実現する時が到来したのだな、そう知人から採りたてのネギをちょっと余分にいただいたのであった。京都産九条葱ではないものの近似種のワケギというやつで優しい香りと柔らかな食感が特徴のネギは富士宮市粟倉産、まだ朝露がコロコロと輝く美しいネギなのであった。

あまり細く切るとラーメンスープの熱でスグにクタクタになってしまうので敢えてやや太めにしてやる。醤油味のスープにはラードを浮かせ、大量のネギに負けないバランスをとってやる必要があった。叉焼ではなく豚バラを煮豚にしたものを使ったのも全てネギ様をひきたてるための心遣いだ。
食べたアトにクチの中がネギ臭くならないのか…と心配してくれた向きもあったが、その御心配は無用である。ネギは切りっ放しではなくキチンと流水に晒してヌメリを取り、サラダスピナーでアクを含んだ水分を飛ばしてあるのよ。カンペキね。
ジャキジャキと美味い。ネギの旨味と香りが溌剌と踊る一杯となる。




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