■ タナボタのハイソ系ラーメン
年明けはどうせ例のシンドロームを発症するのでしょうけれど、せめて年内はなんとか抑え込んでおきたいと思い、哀愁のイナカ町スーパーで生ラーメンを購入してきました。岳南地区住民のソウルフードですね、長きに亘って愛されているごくフツーの醤油ラーメンでして、トラディショナル&コンサバティヴな中華そば系のお味です。うふ♪この強力ワクチンがあれば大丈夫さ。
叉焼にシナチクとナルト巻、あとはネギやら板海苔あれば茹で玉子といったオーセンティックなスタイルで攻めるのが常套句でありますけれど、本年冷蔵庫を最新型に買い替える際に旧冷蔵庫の冷凍室から出てきた " 豚の角煮 " は、もう忘れていたくらい保存期間を経ているのでサッサと喰っちまいたいなあ…と思っていたわけですよ、こいつをラーメンに使わないテはありませんよね。
ジツは先日均元飯店さんでチャーシューメンを食したときに、メニューの中で一番高価な「角煮ラーメン」を注文するか迷ったのよね。なんかゼイタクかなあ…なんて思ったのでソレは思いとどまったワケですが、そのハイソ系ラーメンをこうしてタナボタで自家製出来るのですから、やはり生活はよく整理整頓し身の回りを簡素簡潔に保っておくべきかと…って脱線っぽいので元へ。
シイタケの煮たものも同席させて本格中華料理店のラーメンっぽくしてみました。いやいや美味いじゃありませんか、やっぱり豚バラ角煮ってのは叉焼に比べてハイソなお味ですな、ラーメンスープで煮直しトロミをつけてあるので " 東坡肉 " みたいなカンジになってる所もヴィジュアル点合格でやんす。え~い、いっそのこと『東坡肉ラーメン』と呼んじまえ!てのはちょいと乱暴すぎますかね。
デザートは例によってアイスです。バニラが評判のよい明治エッセルですが、期間限定で登場していた大人ラベル「とことんショコラ」をいただいてみました。
バニラアイスとチョコレートの組み合わせスイーツで先行する森永さんの製品をかな~り意識したものですね、サスガに " 大人ラベル " と謳っているだけあってラクトアイスとは思えない風味と美味しさです。チョコソース、チョコアイス、チョコチップ、チョコクッキー…もうコレデモカ!みたいなチョコレート攻撃にフツーの大人ならスグに降伏の白旗を掲げることでしょう、美味いです。
森永さんには庶民派のサンデーカップとか高級バージョンのヴィエネッタなどがありますけれど、明治さんのコレなら十分に対抗できるでしょう。出来ればラクトアイスではなく乳脂肪分8%以上のアイスクリームを使った上級バージョンも検討していただきたいところです。
■ 師走の庭風景 穏やかな午後
朝晩の冷え込みは本格的な冬になりましたが
風の無い午後には穏やかな陽光が庭に届きます
白壁に落ちる樹木の影と玄関灯のアンバー色
この時期らしいコントラストで年末の忙しさを忘れさせてくれます