■ カレーヴルスト
自己流に解釈したドイツの軽食
『カレーヴルスト』は第二次世界大戦後に登場したドイツ料理です。料理と言っても茹でたり焼いたりしたソーセージ(ドイツ語ではヴルスト)にケチャップソースとカレー粉を振りかけた軽食ですね。レストランなどで食すよりも街中のスタンドなどで主に供される庶民の味…ってところのようです。
ソーセージの本場であるドイツでそんなアメリカンな調味、しかもカレー粉をドバっとかけて食べるなんて、せっかくの美味しいソーセージの風味が台無しじゃん!と最初は思いましたけれど、食してみればこれがなかなかに理に適っていて、ケチャップソースの甘さと酸味が脂肪分のクドさを抑制し、カレー粉のエスニックな香りが食欲の持続を後押ししてくれるレシピの妙、なるほどドイツ国民の絶大な支持が長年得られていることに納得するのであります。
フォトはそんな『カレーヴルスト』を自己流に解釈したひと皿です。カレー風味のピラフを枕にして茹でたソーセージを並べ、そこにマッシュルームとタマネギのソテーを加えたカレーソースをかけて出来上がり。カレーソースは作り置き冷凍保存してあったものですから、ぜ~んぜんテマヒマはかけておりません。
バーボンのソーダ割りをぐびぐび飲りながら食した夕食ですが、これなら昼ゴハンに作ってみてもよかったかなあ…なんて思いましたよ。まあ本格派ドイツ流の『カレーヴルスト』ではありませんが、これはこれで美味いもんだと思います。
■ 葉月の庭風景 バトンタッチ
シーズンイン直後はクマゼミが中心でしたが
その後はだんだんアブラゼミの羽化が多くなりました
盛夏も終わりに近づきバトンタッチの季節なのですね
ただ蝉時雨の騒音は同じに聞こえますけれど