復活のヤキニク丼　　 - artなfoodsのDiary

　まだまだ本格テキな復調には程遠いが、とりあえず起きあがってパソコンにも向かえるようになった。床に伏している間に中国からの輸入冷凍食品の中毒問題がメイン・ニュースとなっていったが「あぁやっぱりね…」という第一印象と共に、問題の矛先を隣国の倫理観や両国当事者の安全管理体制だけに帰結するのではなく、我が国の食料自給率がなぜこのよう下落しているのか、そしてこの事件はソレが引き起こす重大な問題の氷山の一角であるという認識を持つべきだ…という思いを更に強くしている。

　牡蠣弁当を食べたコロはまだよかったのだが、その後微熱が続きクスリのせいなのか意識が朦朧としていた。かかりつけの病院で診察してもらい処方された薬で今日こうして日記も書ける状態まで回復したのは嬉しいコトなのだが…。
昨日の夕方気持ちも少しラクになり、起きてテレビなどをみているうちに食欲まで回復してきた。しかもなんと“焼肉が喰いたい！”などといったトンでもないヨクボーまでモッコリしてきて困ってしまうのである。
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　さっそく奥サマへケータイメールで「シゴト帰りにアレとコレとソレを買ってこい」と命令した。まだカラダが云うコトを聞かないので外食はムリだし、ソコまでの食欲もない。ただし思い描いたイメージを拭い捨てるコトもできず「焼いた牛肉とコゲた醤油の香り！ん〜もうたまんねー」ってな具合でドンブリもんなら最大公約数テキ感覚でイケるだろう、と判断したのだ。
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　どうやらCO-OPはガラガラだったらしい。例の事件でクローズアップされてしまい客足が遠のくのは理解できないコトもないが、今回の特定食品と一般商品とはカンケーないじゃん…とも思うし、該当食品会社の製品を扱っているのはCO-OPだけではないのだから。
チエのない消費者が多いのね〜などと話をしながら買い物カゴを覗くとソコには「CO-OP茶美豚切落し」のパックが…おいおい、ボクは焼肉用カルビって指定したハズなんだけど。
「この素ボケ〜！」などとさんざんイヤミをタレだのだが、奥サマは
「そこまで悪口言えるまで復活したんならヨカッタ♪」
とケラケラしている。
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考えてもみればイキナリ牛肉ってのもトビ過ぎだよね〜と昨晩のヤキニク丼は豚バージョンでの登場となった。
デザートはモモ缶＆バニラアイスでキメたぜ。酒がなければこーゆー方向に走るのは必至なコトではあるが、病気治療中のカラダには非常に美味しく、また優しく感じるコールド・スイーツなのね。