いちどやってみたかったのよ『支那竹ラーメン』

今年ほどタケノコをよく食べた年はないかも知れない。初モノを購入してきたりイタダキ物であったりと食卓にはいつも上がっていたような気がする。
最後にいただいたタケノコはサスガに食べきれそうにもなかったので、美味しいうちに保存食に加工してしまおうと中華風に煮ておいたのである。


ゴハンのオカズや酒の肴にずいぶん楽しんだが、ある時ふと「ラーメンにトッピングして食べよう♪」と思いついてしまったのだな。
小さいコロからラーメンに入っているシナチクが大好きで、一度はドッサリ入れたヤツを喰ってみたいとは思っていたが、そーゆー経済テキなヨユーが出来る頃にはもっとホカのラーメンを知ってしまいその想いを遂げるコトが無かった。
近年は“メンマ”という呼称が一般化しているようだがソレは元々は商品名なのであって、ボクの世代ではあくまでも“支那竹”なのである。本来は中国や台湾産の「麻竹」という種類を用いて塩漬・乳酸発酵させた食品で、シャキシャキポリポリしていながらも滑らかな舌触りが独特の食材だ。
日本産の孟宗竹では若干繊維質が粗く風味にも欠けるが、こうしてお手軽に楽しめるメリットもあって悪くはない。オカゲで積年の鬱憤を晴らすコトができ満足な午後のひとときなのであった。




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セイヨウジュウニヒトエ
日陰にひっそりと



Afternoon, May 01. 2010. @MyGarden