(226)静岡限定 ホテイ『やきとりカレー』

先日島田の蓬莱橋を見学する前にフラッと立ち寄ってみた“お茶の郷”という道の駅と博物館が合体したみたいな施設で購入したレトルトカレーだ。

「南蛮辛汁飯査察団」を主宰する梅成亭・八王子の御大もコボしておられるように、日頃のお買い物@哀愁のイナカ町ダサダサスーパーばかりでなく観光地の土産コーナーでは必ず…というよりほぼ無意識に…ご当地カレーみたいなものを追ってしまうのであってサイフはつねにピーなのである。
しかもホンネは(かな〜りいかがわしいなあ)と思っても意地とかミエ&虚栄心や義務感によって支配される行動、それはつまり自ら撒いたタネによってほとんど脅迫状態で購入を決定するという哀しき罪の輪廻が生じてゆくのだな。
(ホテイの『やきとりカレー』かい…どーせ観光客相手のオチャラケ商品だろうなあ。静岡限定って謳ってるところがますますアヤシげだしさ)なのだけれど、やっぱり知人に持たせる土産と共にカゴに入れてしまうバカ者なのである。
さてお盆の谷間にいよいよそいつをお試しする機会が訪れた。まあ母君がマジメなカレーをチョイスしたのだから、バカ息子がちょっとくらいフザケたもんを食べたってバランスしてくれるでしょ…てなお気楽加減がまた無責任。ただねえ、カレーがお手軽だからって副菜や器にテを抜くと本当に貧しいものになってしまうのでソレナリな準備はして挑むのよね。

盛り付けを終えるとあの甘い香りが漂ってきた。そう元祖“焼鳥の缶詰”ホテイ「やきとり」のアレそのままである。そりゃそうだよな、コピー商品とかタイアップOEMなどではなく、本家さんが企画製造する商品だからね。はは〜ん、やっぱりこうきたか…
ところがひとくち食して驚いた。なんだかみょ〜に美味いじゃん!なのよ、決してオチャラケ商品なんかじゃない。優しいお味の和風カレーがベースで、そこにヤキトリのあの香ばしい風味がプラスされていて(おぬし、そのワザをドコで習得したのか?)みたいなキンチョー感漂う殺陣のワンシーンを彷彿とさせる。参ったなあ、ナメていたエロおやぢがやっぱりバカだった。
そして食べながら思ったのは“ライスもいいけどウドンもね♪”なのである。そうこいつは『カレーうどん』にしたらサイコーなんでないかい?!ってことなのだ。しかしどーやってまたテに入れたらいいのだろう。



株式会社 ホテイフーズコーポレーション
http://www.hoteifoods.co.jp/


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6:51AM, August 16. 2014. @MyGarden