2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『ハチコ』とナスの肉みそ炒め

三月末から四月中旬までの筍シーズンも終わり一息つくころに出てくるのが淡竹(ハチク)である。春先の孟宗竹と違いアクも少ない上に柔らかく歯ごたえもシャキシャキと心地よいのが特徴で、ボクはどちらかというと淡竹の筍のほうがスキなのよね。哀愁のイナ…

梅雨入り先取りの『ひもかわ』

キモチ悪いしちょっとコワい感じもするけど、なんだか憎めなくて可愛いんだなあ…ってのを「キモカワ(またはキモかわいい)」と云うらしい。なんだかヘンな造語だけど、近年はこーゆーのが多く蔓延っているのでそう驚きもしなくなってしまった。 さてこの“う…

『粗挽きせいろ』 藤枝・手打そば「ながいけ」

今朝の富士山 04:38 ハッとするような朝焼けでした… PENTAX MX-1 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ お天気がよかったら藤枝に行って新茶の買い出し…と前夜に決めた。そして朝起きてみれば鉢植えのチョコレート・コスモスが蕾を開いてメいっぱい陽光を吸収する朝は快晴で涼…

小海老と青梗菜の『あんかけ焼そば』

柿の花って見たことありますか?そりゃ実がなる木なんですからね、ちゃんと花も咲くってもんです…って、知らなかったのはボクだけ?シツレーしました。 でも柿の新葉は本当に鮮やかなライトグリーンでついつい見入っちゃうよね。 Nikon Ai Micro-NIKKOR 3.5/…

アラビアータのフェットチーネ

少し前に楓の花のフォトをこの駄文日記に掲載したのだけれど、その花は受粉するとスグに淡い赤紫からライトグリーンへのグラデーションも美しいブーメランを作るのだ。毎年のことなんだけど楽しみなんだよね、飛んでゆく姿を見るチャンスは未だないけど。 YA…

三陸サーモンのムニエル バルサミコ風味

平素利用する哀愁のイナカ町スーパーも日曜日がポイント5倍デーに重なり、しかも月に三度ある全品5%引きまで重なってしまうと、そりゃもうとんでもないことになるのだ。いつもならばヨユーを以って停められる駐車場は満杯、店内の大混雑&6列あるレジには…

『グリーンピース』三段活用

前日の昼めしに『くそじじいどんぶり』を食し、それからいろいろと考えたのよ。そーゆーナマエの料理がアリなら例えば『ゲスサラダ』とか『ばばあうどん』や『おミズようかん』なんてものがあってもおかしくはないし、さらに『おネエサンド』と『バカップル…

そのイミ不明な『くそじじいどんぶり』

確かにネットで調べ物をするのは早くて情報の選択肢も多い(不確実な情報源だったり正確ではない情報もあるのでよくよく精査する必要はある)けれど、一方で昔ながらの辞書あるいは辞典といったアナログ資料というのもなかなかに捨て難いものがあって、先日…

炙りベーコンのカレー

昼食は久しぶりにカレーを作って食した。と言ってもルウは例によって半完成の冷凍保存なのでメインの食材さえ決まればアッという間に出来上がりなのよ。 本当は「かつカレー」が食べたいなあ…なんて思っていたんだけど、よく考えてみたら数日前に『厚切りと…

スナップえんどうとキクラゲの焼そば

初夏になると地物が登場してくる「スナップえんどう」。温暖な熊本などではハウスで一年中栽培しているのでスーパーの店頭にはシームレスにあるけれど、やっぱり本当の美味しさはこの旬のものであることは間違いない。 前夜はササッと塩茹でしマヨネーズをつ…

真鯛の兜煮・木の芽添え

それは京都の一流料亭だったような気がするが、季節料理を紹介する番組に登場した「鯛の兜煮」には山椒の新芽がこれでもかってくらいに山盛りされていて、そーゆー旬のアプローチを知らなかったボクは大いに衝撃を受けたものである。いちどはそんなコトをや…

アセダラの午後と『ごま担々麺』

美容室と諸雑用を済ませた母上を迎えに出かけた。間もなく昼どきとなる時刻だったのでついでにどこかで昼食を済ませて帰ろうという話になったのね。 珍しく母上のほうから「先日行ったラーメン屋さんに行こう」と持ちかけてきて、もちろんラーメン好きなボク…

厚切り『とんカツ』の誘惑

その“厚切りとんカツ”は哀愁のイナカ町スーパーのお惣菜コーナーにいつも置いてあって、見る度に(あ〜喰いてぇな…)と思うのだけれど一枚のお値段が¥480、二枚入りお買い得パックでも¥880とまあけっこーゼイタクな品、そうカンタンには手出しは出来ないの…

タマネギ葉の『和風チキンステーキ』

またまたご近所さんからヤサイをいただいてしまった。シゴトが早上がりだったので帰宅してから黄砂にまみれたキャプチャー君を洗車していたら「まだちょっと早いんですけど…」と手渡してくれたのは“タマネギ”だったのよ。そう、タマネギってのは葉が枯れるく…

海鮮かき揚の『きしめん』

近年ニャゴヤの名物と言えば台湾ラーメンとか手羽先の唐揚げなど若者の嗜好に迎合したようなものが目立つけど、やはり相変わらず「きしめん・ういろう・エビフリャー」の御三家は健在なのである。 尤も「ういろう」に関してはロマン枠って感も否めないけれど…

ジャージャー麺

正直に申し上げます。この料理はジブンで作ったものではありましぇ〜ん…なのよ。たまに行く中京系大手チェーンスーパーで夕食の食材漁りをしているうちに昼飯どきが迫っていて(あ〜もうメンドっちいからナニか即食べられるものでも買って帰ろう)にしてしま…

小海老のフライ

デパ地下グルメである。と言っても購入してきたのは小海老のフライとパンだけ、あとはお家にあったものをザザッとかき集めテキトーに皿盛りしました〜みたいなワンプレート。こうしてフォトにしてみるとずいぶん乱暴な盛り付けをしてるなあ…、ただ大きくてリ…

葱肉絲麺

ちょっと前に新筍のラーメンを作って食したわけなんだけど、そこで利用したスーパー販売の「お徳用3食入りパック」は都合よく3人で使い切る家庭ばかりではないのであって、残りは当家の冷蔵庫でスタンバイ状態になっていた。 そしてその間、悪いことに旭川…

ナゴヤ発『手羽煮』

どえりゃ〜うみゃ〜でかなわんわ…と名古屋のヒトが言ったか言わぬかは知らないけれど、甥がGW帰省の手土産に持ってきてくれたものは「手羽煮」なのである。このところちょっと人気な「名古屋風手羽先唐揚げ」は甘辛タレで絡めたもので、もちろん相棒のビー…

ペンネのボロネーゼソース

近頃イヤな思いを必ずする場所のひとつにコンビニの駐車場ってのがある。ナニがそんなにイヤかと言うと、店舗正面の一等地にクルマを停めたまま長時間居座るヒトが多いことなのよね。 スマホをいじってる兄ちゃんよ、家に帰ってからゆっくりやりなさい。スポ…

旭川醤油ラーメン

味噌は札幌、塩は函館、そして醤油は旭川…っていったいいつごろから誰が言い出したことなのだろうか…そう、北海道のご当地ラーメンの定番のことね。ボクは前の二つに関しては異論はないけれど三つ目の旭川ってーのにものすごい違和感があるのよ。それはナゼ…

金目鯛のアラ煮

金目鯛は目にするたびに食べたいと思う。しかし高価な魚なので平素のお惣菜としてはちいとゼイタクかな〜なんて具合でカンタンに手出しさせてくれないのよね。漁獲水揚げされる場所にもよるけれど、キロ単価でいうなら¥2500から¥3500くらいだろうか、脂乗…

イベリコ豚ベーコンのバゲットサンド

隣り町のちょいハイソ系スーパーに行った。そうよ、GW連休に備えてグルメな食材をたっぷり仕入れるためなのだ。まあそこではいろいろと煩悩の趣くままに美味そーなものを買い漁ったのだけれど、折しも昼どきとなってしまい帰宅してスグに食べられるものも併…

てのひらステーキ

たまにはガッツリをニクを喰いたいなあ…と思いスーパーの精肉コーナーでいろいろ見定めていたらアメリカンビーフが廉売されているのに気が付いた。ええっ?国産牛に比べてこんなに安いのに、まだ条件を下げて売り込もうとするのかいトランプさんよ…なんだけ…

焼うどん feat. Young Bamboo-shoot !

本文執筆に入る前に本日の駄文日記のタイトルを考えた。“新筍入り焼うどん”なんてのはベタベタだから却下、ここはEnglishでカッコよくと思い、タケノコって英語だと何て言うのかな…と辞書を開いたのよ。 予想していたのはヤングコーンみたいにヤングバンブー…

新筍のラーメン

すったもんだの挙句ようやくゲットした新筍はサンショベーゼなんて名付けたパスタで今期の幕開けを飾ったんだけど、その後お値段も落ち着きを取り戻してきたので心置きなく料理に利用できるようになったのね。先日フラリと立ち寄った哀愁のイナカ町スーパー…

朝ゴハンはちょっとでも得な『茹でシラス』で

知人から以前にちょっと腹の立つハナシを聞いた。首都圏だかドコなのかは知らないけれど、スーパーで売っている“釜揚げシラス”に「シラス以外のものが混入している!」とクレームをつける客がけっこーいるのだと言う。 バカじゃね!?食べられない異物が入って…

目に青葉…でもカツヲ抜きな『お刺身盛り合せ』

「目に青葉 山不如帰 初鰹」という俳句は誰でもご存知のもの、この時節ともなれば無意識にクチから出てしまう一節でもある。江戸中期に活躍した俳人・山口素堂による作品だけど、江戸っ子はその初鰹を喰うために女房まで質種にしようとするくらい固執してい…

スキレットが欲しくなる『ラクレット』

欧州の紀行番組でよく見られるチーズ料理のひとつに『ラクレット』というものがある。チーズの断面を温め、溶けたところをナイフなどで削り落としジャガイモなどに絡めて食すアレである。その行為そのものを『ラクレット』と言うし、適したチーズにも『ラク…

海老と小松菜の炒めもの

シゴトで山間の道路を走ることがあった。そこで廃業した大型ビニールハウスの傍に軽箱バンが朽ちて頓挫しているのを見つけ、ついついクルマを停めては見入ってしまったのである。 INFOBAR A03一瞬あのジウジアーロがデザインした「スズキ・キャリイバン」か…